忘れられる・・・
私のおばあちゃんは、痴呆症です。
先日私の両親と私と旦那さんで、父の田舎に行ってきました。
私が父のおばあちゃんに会うのは、自分の結婚式以来なので7年ぶりぐらい。
父は従兄弟の結婚式に出席しているので、3年ぶりくらいでしょうか。
おばあちゃんは、九州に住んでいます。父も18歳の頃、九州から関東に出てきました。最近では飛行機も何ヶ月か前に予約をすると「早割り」などで安くチケットをゲットできるけど、昔はとても高価な乗り物で、頻繁には父も帰れなかった。私も35年の間でおばあちゃんの所に遊びに行ったのは、今回の旅行を含めて6回目ぐらいでしょうか。
おばあちゃんもめったにはこちらに遊びにはきませんでした。おばあちゃんちは農家だし、家族が農作業に出てしまうと、家事はおばあちゃんの仕事だったから、おばあちゃんだけ遊びにはこれなかったみたいです。農作物には土曜・日曜は関係ないから、農家の人たちは大変ですよね。
そんなおばあちゃんは今は老人施設に入っています。だいぶ痴呆が進んだと、親戚には聞いてはいました。
その施設におばあちゃんに会いに行きました。
おばあちゃんは車椅子に乗って、介護士さんが書類を書いている横にいました。
介護士さんが、普段リェクレーションをするような広い場所におばあちゃんを乗せた車椅子を押してきてくれました。叔母が前々に父が帰ってくることを伝えていたらしく、叔母が「○○(父の愛称)ちゃんが帰ってきたよ。」と言い、続いて父が「ただいま」というと、おばあちゃんは父の名前を呼んで泣いていました。
その後、母や私も挨拶しましたが、覚えてはいませんでした。毎日会っていた家族の事すら忘れてしまうときがあるのだから、もう何年も前に会った孫や嫁の事なんて忘れても当然だし、私的にはそれほどショックでもありませんでした。
それでも父のことを覚えていてくれたことが何よりでした。
しかし帰る日また会いに行った時は、午前中だったからなのか調子が良くないのか、父の事すら、もう覚えていませんでした。それでも父は「行ってくるからよ!」とおばあちゃんに告げました。
父はそれからも普段どおりですが、心中はどうなんだろう・・・・・。
自分はその人との思い出とかちゃんと覚えているのに、その人には自分の存在すら忘れられてしまうということは嫌われることよりも悲しいことに思えます。その人が自分の大切な人なら、なおさらですよね。
自分の存在が忘れられてしまうのも悲しいけど、自分が大好きな人だったり、大切な人の存在を忘れてしまうのもとても悲しいことだなって思います。
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コメント
sugarさんへ
コメントありがとう。
よかった~・・・私はなかなかPCに触れる時間がなくて、気づいた時にはsugarさんのブログが消えてて・・・、ありがとうも言えないままで、とても心残りでした。
sugarさんが綴った言葉たちにまた会えるね!
私もなかなかコメントとか残せないけど、こっそり覗きに行くからね(*^^*)
遊びに来てくれてありがとう。
投稿: ちーぼーよりsugarさんへ | 2007年4月 4日 (水曜日) 21時28分
わたしの祖父も痴呆症でした。
なくなるときは、家族の事もわからなかったと思います。
そういうのって、つらいですよね。とても。
これからますますご家族の負担も増えていくかもしれません。
うちは壮絶で悲惨でした。施設にお世話になっていると、安心ですね。
あ、ひっそりと引っ越しました。
投稿: sugar | 2007年3月23日 (金曜日) 08時39分